【金曜はメロトロンの世界】９・Anthem / Deep Purple('68)
これはメロトロンが炸裂する曲ではないのですが、パープルですらメロトロンを使っていた、当時のサイケっぽい英ロックではトレンドだったというサンプルとしてチョイス。1期パープルはライヴはともかくスタジオ盤では、サイケ的手法とクラシックのエッセンスを取り入れた作り物感が強かったです。セカンドに入った”Anthem”は、途中クラシカルな弦楽四重奏の入ったジョン・ロード好みの作品ですが、ストリングス的に使われたメロトロンも耳に残ります。そういえば最近出た1期パープルの本、立ち読みしましたが、1/3がパープル以前のメンバーの話でそれはそれでいいのですが、知らないことがあまり書かれてなかったんでパスしました。エヴァンス&シンパーのその後もリサーチ不足だと思います。各国盤の話も僕はまああまりピンときませんでした…
https://www.youtube.com/watch?v=TGW3jeZCFcQ
【名曲リレー2223】teenage#3
■Teenage Jail / The Eagles(’79)
「The Long Run」に入った有名曲以外のものは当時「埋め草」的に言われてしまって、まあそれはそれで当たってるのですけど。“Teenage Jail”はデビュー曲のB面だった“Get You In The Mood”を思わせるブルージーなロックンロール。しかし黒歴史として封印してたこの辺から持ってこなきゃあかんかったほどホントにスランプだったのですねえ。グレン・フライがvoで途中のシンセソロがあの時代を感じます。と書いてますが、そんなに悪くはないです。
