Another Days

tomorrow's another day、some say …

ブリス、フロッグ、マニー

【英吉利の亜米利加の40組】29・ブリス・バンド

フォックスのところで、英吉利の亜米利加は80'sには消えてしまったみたいなことを書きましたが、スワンプロック、カントリーロックのスタイルは全滅に近かったですけど、疑似スティーリー・ダンという作風ではチャイナ・クライシスやダニー・ウィルソンのような形で80's息づいています。つまり米国産AOR的な英国的憧憬ですね。マイク・マクドナルドの奥さんのエイミー・ホランドがファーストで取り上げた”How Do I Survive”は、ブリス・バンドのポール・ブリス(kb)作。当時は全く無名でしたが80'sにAORファンによって知られるようになりました。ここにはベガーズ・オペラのメンバーもいたそうです。これは79年の2枚目から。ブリスはキーフ・ハートレーが組んだ大人のハードロック、ドッグ・ソルジャーのメンバーでもありました。

https://www.youtube.com/watch?v=HRq_fbOpRGA 

 

【金曜はオルガン三昧】Gasoline Alley featuring Mick Weaver

セッションkbのミック・ウィーヴァーは、60'sにはワインダー・K・フロッグという自分のユニットを組んでモッド・オルガンのアルバムを何枚か出してました。グリース・バンドの面々をバックに加えたユニット名なのかウィーヴァーのソロ名義なのか流れるようなハモンドさばきはなかなかヒップです。この曲はロッド・スチュワートの同名曲とは一切カンケーないです。「Out Of Frying Pan」('68)から。

https://www.youtube.com/watch?v=RYnrRMde7HM

【名曲リレー863】water#2

■Gimmie Some Water / Eddie Money('78)

エディー・マネーの2枚目「Life For The Taking」から。この2枚目まではシンプルな、ストリートの匂いのするロックンロールが多かった記憶です。ビル・グラハムのウォルフガング・プロダクションからデビューした大型ロックシンガー(元警官というう異色の経歴も話題になりました)で、サンタナと共演した来日コンサートが企画されたのもマネージメントが同じだからです。

https://www.youtube.com/watch?v=rU-KVObNEd4