【水曜レア曲】Silly Love Song Demo / Wings
「Wings At Speed Of Sound」のボックスで登場した”Silly Love Song”のデモ。他界完成度を誇った正規ヴァージョンと比べて今にも作りかけな感じが生っぽくて好きです。素人っぽいコーラスの重なり具合も面白い。ちょうどリアルタイムに聞いてあの複雑怪奇なイントロ(どうやって出してるんだろうとさんざん考えた)になじんだだけあるので印象深いです。
https://www.youtube.com/watch?v=GE3FTSNZ5ck
【英吉利の亜米利加の40組】34・アンクル・ドッグ
デリヴァリーをバックにしたブルージーなアルバムをだしていたキャロル・グライムズが組んだパブロック風味のバンドがアンクル・ドッグです。サム・ミッチェルのスライドなどスワンプロック的な味わいもありますが根底にあるのはブルーズ。後にココモのテリー・スタナード(ds)、元トゥワイス・アズ・マッチで再結成ロキシーのkbとなるデイヴ・スキナー(kb)、ロキシーのbassでスミスのprodとなるジョン・ポーターらが参加。Signpostに唯一のLP「Old Hat」('72)がありました。”Mystery Train”はもちろんエルヴィスのあれです。
黄金期以前のイエスを聞いたのは初期のベスト盤「Yesterdays」だった気がします。今から思えばサイケ風味があるんで当たり前ですが、当時は「Fragile」以降のイエスとなんか違うなあと思ってました。トニー・ケイの弾くオルガンはウェイクマンのきらびやかなやつとは質感ちがいますが、どっしりとしたスクワイアのbassはいつも同じです。セカンド「Time And A Word」から