【名曲リレー862】drinking#3
■Drinking Muddy Water / The Yardbirds('68)
ヤードバーズのラストLP「Little Games」は、時代柄サイケデリックな試み、ゼッペリンの世界観にも通じるものもありましたが、従来のR&B~ビート・バンド的なものも残っております。キース・エルフの白いハーモニカをフィーチャーしたこの曲はそっちの系統。マディ・ウォーターズの”Rollin' And Tumblin'”の改作ヴァージョンです。
https://www.youtube.com/watch?v=uM7qJcZuyVg
【木曜はゴングな人たち】ミノ・シネルー
ミノ・シネルー(Mino Cinelu)は「Gazuse!」に参加した仏人perc。この人は完全にジャズの人でゴング以後セッションは無数です。このアルバムはdsがピエール・ムーレンで「Shamal」に参加したミレイユ・バウアーと弟ブノア・ムーレンがvibe系のpercを担当。シネルーはconga、talking-ds系のpercを担当しています。vibe系の高い音を出すものに比べてこっちは低い音でその対比がうまく出てるのが”Esnuria”ですね。アラホーさんのノイジーなg、ディディエ・マラーブのsaxもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=ylKvglDzBU4
【英吉利の亜米利加の40組】28・イエロー・ドッグ
英吉利の亜米利加というジャンルは、80'sには70'sやってきた形では生き残れなかったのですが、ニュー・ウェイヴの時代にも細々とあることはあります。フォックスのメンバーを中心としたイエロー・ドッグは、「イギリスのイーグルス」とまちがった売られ方をされましたが、確かにそういう曲もあるけど、もっとシニカルで毒があるバンドでした。77年のVirginからのファーストに入った”Indian Summer Rain”ではハーモニーは心地いいのです。
Leaving Las Vegas=Leaing=Leaving Tender Moment Alone=