Another Days

tomorrow's another day、some say …

スキッズ

【木曜はVirginの人たち】スキッズ

ビッグ・カントリーのスチュワート・アダムソン(g)がいたバンドという認識は間違いではないんですが…詩人リチャード・ジョブソンをフィーチャーしたスコットランドのパンキッシュなバンド。79年の「Scared To Dance」はラジオでも特集されてましたからそれなりに日本でも注目されてたんでしょう。そこに入った”Into The Valley”はたたみかけるようなナンバーです。

https://www.youtube.com/watch?v=oCTP8bSTAf8

 

 

 

■「ゴジラVSキングギドラ」('91)雑感

大森一樹が再び脚本、監督となった、共通の世界観を持った新シリーズ第3作です。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」やら「ターミネーター」からのアイディアを借り、タイムマシンで未来からやってきた23世紀人と共に太平洋戦争期の南方の島へ渡り、ゴジラのルーツとなった恐竜の生き残りに会う(そしてそれがビキニ環礁の水爆実験でゴジラ化)というもの。従来のシリーズからかなり逸脱しておりオールドファンはお怒りだったでしょうが、まあ面白い。土屋嘉男がそういえば「昔こういうものを見た…」と語るのは「フランケンシュタイン対地底怪獣」以来(あの時は広島で生きた心臓を見た、秋田油田で地形に光る目を見た、でしたが)ではないでしょうか… 後半破れた一度は敗れたキング・ギドラをメカキング・ギドラとして復活させる強引な技(しかも中川安奈普段着でガンダムの様に操縦する!)も面白い。借り物のアイディアで娯楽映画としてのレベルはクリアしてますが、ゴジラシリーズとしては結構変化球。キング・ギドラという人気怪獣を復活させ、観客動員数も増やした事で、これ以降はかつての怪獣をどのタイミングで復活させるか?という事が焦点(or期待)になってきます。内閣安全保障室長、土橋(=小林昭二)、防衛庁長官(=佐原健二)、航空幕僚長(=黒部進)という特撮(というかウルトラシリーズ)のヴェテランの起用もうれしいです。他にはまたまた登場の佐々木勝彦豊原功補、原田喜和子、西岡徳馬ら。チャック・ウイルソンやダニエル・カールといったが外国人タレントの安易な起用はちょっと気になりますけど。