Another Days

tomorrow's another day、some say …

シトロン、アダムズ

【和ものの日曜日】インスタント・シトロン

僕にとっていわゆるロックではない音楽への道しるべとなったものの一つに、ネットで知り合った友人たちとの「お題セレクト合戦」というテーマ別選曲ごっこでして、これを体験した故に聞く音楽の幅はずいぶん広がりました。そこで紹介されたウィスパー・ヴォイスのアーティストがインスタント・シトロンでした(グループ名からD-Dayの名曲”Cytron”を思い出したのでした)。片岡知子(vo,kb)と長瀬五郎(g)のユニットで、とにかくキュートな歌声によるかわいらしい音楽という印象でした。当時は東芝から出てたインディーのポルスプエスト時代の作品をお茶の水にあったジャニスで借りたのが、まとめてシトロンを聞いた最初。残念ながらライヴを見る機会はなかったんですが「モンド・ミュージック」という本や長門さんのドリームズヴィル関連のラジオ(もっとちゃんと聞いておけばよかったと激しく後悔)などでも、そして最近お友達にEテレで片岡さんの曲をよくやってると教えてもらったばかり。昨日の朝突然伝えられた片岡さんの訃報には言葉も出ません。クラシック・ロッカーの死はいいんです(ホントはよくない)、順番だから。でも自分よりも年下の好きだったアーティストが亡くなるのは悲しい。先日多くの皆さんがEVHの時に感じてたようなポッカリ感を今日も味わってます。

この”My Thing”を聞くと、涙が出そうになります。

 https://www.youtube.com/watch?v=ioY2Hb3uTNc

 
【名曲リレー1412】straight#3
■Straight From The Heart / Bryan Adams('83)
80'sの初め、リック・スプリングフィールドあたりと並んで女性人気も結構あったブライアン・アダムス出世作です。シンプルなメロディーが意外なほど胸をうつんですね。この人90'sに入ってもコンスタントにヒットを飛ばしてました(もうその辺はノーチェックですけど)。80’sロックとしか言いようがない、ジャンル分けしにくいメインストリームロックの人たちいましたよね。ロックがメインストリームではない現代では考えられませんが。