Another Days

tomorrow's another day、some say …

グレンダ、ジョージ

【土曜はヴァレリーの歌声】I Can’t Dance / Glenda Griffith('77)
 
ヴァレリーのソロデビューの年は、ポスト・リンダ・ロンシュタットを探せ!と各社強力な新人をぶつけてきたのですが、ポップ・ソウルのムードだったヴァレリーよりもナチュラルなカントリー・ロックの味わいのグレンダ・グリフィスの方が当時の中坊には耳障りがよかった。イーグルス一派がこぞって参加したデビュー作(Ariolaという欧系レーベルがゆえにプッシュが弱かった)からヴァレリーが加わったのは2曲。そのうちの1つがトム・ホール作の”I Can't Dance”でドン・フェルダーのスライドが入ったロックンロール。グラムの「Grievous Angel」のカヴァーを下敷きにしてますがさらにロックっぽい。ヴァレリーはあまり目立ちませんがしっかりフォロー。
 
【名曲リレー1572】here#3
■Here Comes The Moon / George Harrison('79)
「慈愛の輝き」というよくわからん邦題で知られたDark Horse第2弾は「33&1/3」から久々のアルバム。前作リリース時は大騒ぎでしたが、時代も変わりジョージの音楽がメインストリームからややずれたところにあったためひっそりとリリースという印象あります。それもあって意外といいという印象があります。この曲は”Here Comes The Sun”のアンサーソングと言われてます。いいメロディです。