Another Days

tomorrow's another day、some say …

シトロン、肉郎

【土曜は和もの90's】インスタント・シトロン

片岡知子のウィスパー・ヴォイスが印象的なインスタント・シトロン(グループ名からD-Dayの名曲”Cytron”を思い出したのでした)。片岡(お亡くなりになって3年あれはつらい出来事でした)と長瀬五郎(g)のユニットで、とにかくキュートな歌声によるかわいらしい音楽。当時は東芝から出てたインディーのポルスプエスト時代の作品をお茶の水にあったジャニスで借りたのが、まとめてシトロンを聞いた最初。残念ながらライヴを見る機会はなかったんですが「モンド・ミュージック」という本や長門さんのドリームズヴィル関連のラジオ(もっとちゃんと聞いておけばよかったと激しく後悔)などでも、そして逝去のニュースの少し前お友達にEテレで片岡さんの曲をよくやってると教えてもらったばかり。
「Cheerful Monsters」('97)に入ったこの”My Thing”を聞くと、今でも涙が出そうになります。

 

【名曲リレー2428】paint#2

■Saint Beneath The Paint / Nick Lowe(’80)

セカンドソロ「Abominable Showman」(ショーマンの悲劇)に入った小気味よいニック・ロウ作品。この時期の肉郎は、メロディー的には甘くなくどっちかというと辛いそっけない感じの速いテンポの曲が多く、それがいかにもパブロック的に感じたものでした。一時期は結構な値がついてたRaderレーベル時代のアルバムです。

https://www.youtube.com/watch?v=gJgKt5qxIAE