【水曜はTの人たち】テネント・モリソン
マギー・ベル抜きのストーン・ザ・クロウズのメンバーをバックに72年にPolydorからリリースされたテネント・モリソンの唯一作です。数多い英国のザ・バンドもどきの中でも”Good For You”という曲は結構いい所に行くのでは?英スワンプ・ロック・ファンよりも廃盤マニアの方々にひそかに愛されてきた1枚。僕も初聞きはブートでしたが、今ではCD化されています。希少価値が拡大評価を生む事はしばしばあり、正直僕はそれほどのアルバムには思えないのですが、いかにも風情があるジャケットと独特の「間」は確かに捨てがたいです。いつも同じ曲なんで”Keep My Secrets”を。
https://www.youtube.com/watch?v=uvJfS65ubsk
【コーラス&ハーモニー】クリス・レインボウ
キャメルやアラン・パーソンズ・プロジェクトに参加した英国ポップなプログレの人と言う向きも、英国流ブライアン・ウィルソンズ・チルドレンという向きもありますが、僕がリアルタイムでラジオから聞いてた頃は、次のホール&オーツ(一人ですが)みたいな感じで紹介されてました(イギリス人とは知らんかった)。79年の「White Trails」はモ・フォスター(b)、サイモン・フィリップス(ds)と言うショパン組にマックス・ミドルトン(kb)、イアン・ベアンソン(g〜パイロット)と言う匿名的な演奏。マルチダビングのコーラスが美しい"Love You Eternally"は永遠の名曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=7EHI8thVwMI
【名曲リレー2439】man#3
■Music Man / Evie Sands(‘76)
オーリアンズの“Ending Of A Song”の原題が“Music Man”なのですがイーヴィー・サンズがセカンド「Estate Of Mind」('75)リリース後レコ―ディングしてオクラ入りしてたカヴァーがドリームズヴィルからのCD化(’03)にあたってボーナストラックとして加えられました。オーリアンズの「Let There Be Music」に入ったヴァージョンには負けますがいい曲。