【火曜はスプーキーな人たち】11・Ain't Telling You Nothing / Widowmaker('76)
ルーサー・グロヴナー(g)は71年のソロ「Under Open Skies」をリリース。フォークロックな部分がルーツにあることが分かる地味ながら名盤でした。その後エアリエル・ベンダーの名で(付けたのはリンジー・ディ・ポールだとか)、ミック・ラルフスの後任としてモット・ザ・フープルに参加後、スティーヴ・エリス(vo)のB級オールスター・バンド、ウィドウメイカーに参加。ホークウィンドのヒュー・ラングトンと共にリードgをこなす泥くさいハードロックとして時代に逆行しながら健闘(ちなみにbassは後にレインボウのボブ・デイズレー)。76年のOGWTでの動画は"Ain't Telling You Nothing"
でベンダーはまんまグラムロックの雰囲気を引きずってるのが面白い。ラングトンが意外にもナイスなスライドを多用。
https://www.youtube.com/watch?v=uTd2OQWg-yc
【名曲リレー2739】see#3
■See That Girl / Kirsty MacCall(’80)
カースティ・マッコールのPolydorからのデビュー盤「Desperate Character」は、60’sUKガールズの世界を80’sよみがえらせた感じです。それはそのまんまトレイシー・ウルマンのファーストに受け継がれるのですが、その中でもベストな曲が”See That Girl“です。ちょっとメロディーはジャッキー・デシャノンの”When You Walk In The Room“に似てます。
https://www.youtube.com/watch?v=UAtlFBVdIEw