Another Days

tomorrow's another day、some say …

ボクサー、クイーン

【火曜はスプーキーな人たち】19・I Have Waited So Long / Foreigner('79)

ゲイリー・ライトのワンダーホイールが最初の大きなキャリアでしたミック・ジョーンズはスプーキーズでの活動で実力をつけ、解散後組んだフォーリナーで大成功をおさめます。ブラック・シープのルー・グラム(vo)、クリムゾンのイアン・マクドナルド(kb,wind)、イフのデニス・エリオット(ds)らそこそこ名の知れたバンドのメンバーによる「スーパーグループ」でありながら、時流に乗ったキャッチーなメロディーのハードロックを聞かせます。歌えるハードロックの一つの完成形でした。リードvoはグラムですが、ジョーンズが歌うものもありました。このメロウな”I Have Waited So Long”も絶品のメロディー。

【火曜はスプーキーな人たち】20・Really Wanna Know You / Gary Wright

バンド解散後長きにわたって中心メンバーだったゲイリー・ライトはシンセをメインとしたキーボード・ロック(そんな言葉はありませんが)でブレイク。「Dream Weaver」の大ヒットは76年の英ヴェテランの復活としてピーター・フランプトンとともに大きく話題になりました。その後の作品はまあ同じパターンでちょっと飽きてしまうのですけど”Really Wanna Know You”あたりの素朴な感じはとてもいいです。

 

【火曜はスプーキーな人たち】21・

98年にハリソン、グロヴナー、ケリー、リドレイといった最初期のメンツで再結成(害リー・ライトは未参加)、99年にドイツのRufというレーベルから「Cross Purpose」をリリース。セルフ・カヴァーを含むものですが演奏のしっかりしてますし90'sにリリースされたものですが70'sの香りがちゃんとします。kbで元ノー・サイドのデイヴ・ムーアがサポート。ドイツを拠点に活動しますがその後再び解散。

https://www.youtube.com/watch?v=AUKz-9aqqvY

【火曜はスプーキーな人たち】22・That Was Only Yesterday('04)

00'sに入るとライト=ハリスンの2人のvoで再び再稼働。dsはケリーですが、gとbにドイツの若いメンバーを加えて「Nomad Poets」というドイツでのライヴ盤を04年に出しています。ここから”That Was Only Yesterday”。

https://www.youtube.com/watch?v=_xYgCnm2jMc

【名曲リレー2788】put#2

■Put Out The Fire / Queen(‘82)

「Hot Space」というアルバムはファンクに寄った時期のクィーンなんでそういう曲が多いのかと思ってたらそういうわけでもなく従来路線のナンバーもあったのでした。“Put Out The Fire”は従来路線の曲ですが、みんなで歌うタイプのナンバー。しかしこの前の「Flash Gordon」あたりからクィーンに関する記憶は大ヒット曲を除くとほとんどないのです。

https://www.youtube.com/watch?v=NcVfcMO3ZLE