Another Days

tomorrow's another day、some say …

ヘンリー、シカゴ

【火曜は鷲をめぐる20曲】17・Not Enough Love In The World / Don Henley('84)

ドン・ヘンリーのセカンドソロ「Building The Perfect Beast」('84)は”Boys Of Summer”のヒットもありもはやイーグルスの影を感じさせない力作となりました。今日的な音作りもダニー・コーチマーやマイク・キャンベル(ハートブレイカーズ)の協力もあってお手の物でした。”Summer”や”All She Wants To Do Is Dance”あたりに隠れていますが”Not Enough Love In The World”もいい曲。

https://www.youtube.com/watch?v=Uyxku_gamBs

 

【名曲リレー2641】every#3

■Feelin‘ Stronger Every Day / Chicago(’73)

「Chicago VI」のラストに入った力強いロックナンバー。「遥かなる亜米利加」というアルバムの邦題からわかるようにヴェトナム戦争終結に伴う米国の回想的なムードの中、気張って行こう的なムードが漂うピーター・セテラとジェームズ・パンコウ作品。10位までがるヒットとなりました。

https://www.youtube.com/watch?v=e-wHixgp2RE

 

ただいまのBGMはインディアン・サマーの「Indian Summer」(’70)なり。マイナーな英バンドではありますがくすんだトーンのオルガンが魅力的なバーミンガム(Vertigoレーベルのオーディションに挑んで落選、受かったのは同郷のブラック・サバスという話も)出身の4人組。キーフによるジャケットは異星の風景にも見えます。”Emotion Of Men”は古式ゆかしい英ロックのマナーです。