Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウィリアムス、丼ヘンリー

 
 
 
【日曜は20人のポール】15 ポール・ウィリアムス(Paul Williams)
15人目はポール・ウィリアムス。ロジャー・ニコルスと組んでヒット曲を書いたA&Mの人ではなく(”ファントム・オブ・パラダイス”)、英ハードロックのvo。60'sにはズート・マニーのビッグ・ロール・バンドでR&Bを歌ってた人でレイ・オーウェンの後任としてジューシー・ルーシーに参加。ヘヴィで叩きつけるような歌声がブルージーでありながらハードロック的躍動感に満ちてました。それが堪能できるのはジューシーの後加わったテンペストの1枚目です。超絶的なアラン・ホールズワース(g)、ストイックなコロシアムのリズム隊に合わせるようにジャズロック的な曲から、ドラマティックな展開の曲まで幅広く対応。テンペスト解散後はしばらく音沙汰ありませんでしたが、明友アラホーさんがソロになった80'sのソロ作でvoを務めてたのも印象的でした。
 
 
【名曲リレー1734】all#3
■All She Wants To Do Is Dance / Don Henley(’84)
多分ダメな人はこの「Building On The Perfect Beast」あたりで離れて行ってしまったんだろうなあ。デジタルビート満載で特にこの”Dance”(#9まで上がった)は振り切った感じあります。スティーヴ・ポーカロがプログラミングで曲を組み立て、これにダニー・コーチマー(作者,g)とデイヴィッド・ペイチ(syn)が加わります。シンセのフレーズはジョー・ウォルシュがスライドで代用できるような歪んだトーンでこれがまたカッコいい。コーラスでマーサ・デイヴィス(モーテルズ)とパティ・スマイス(スキャンダル)が参加しています。
 

【FC】

今日はsswデイヴィッド・ブルーの「Stories」('73)から。初期Asylumレーベルの傑作の1枚です。ラストに入った”The Blues”はライ・クーダーのスライドがじわじわと盛り上げます。最初に買ったLPはウォーターダメージ+の盤でした(だから僕にも買えた)。