【木曜はオルガンいろいろ】リントン・ナイーフのこと
アフィニティは正規にはたった1枚のLPをVertigoに残して消えてしまった英バンドですが、アフィニティ前夜の音源やライヴなど様々なものが発掘されてます。リンダ・ホイル(vo)が加わる前はR&B~ジャズテイストの濃いバンドだったようで、69年のライヴでのこのビートルズカヴァーはまったくオルガンジャズのようにも聞こえます(後半はそうでもないですが)。オルガン弾きのナイーフはアフィニティ以前にはアイスというバンドでシングルが確か2枚あった気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=vmYN8z8OHJc
スピリット・オブ・ジョン・モーガン
https://www.youtube.com/watch?v=bxeGrJpFlxE
ゴッズ
https://www.youtube.com/watch?v=3HcufIzlnQo
ハプニングス・フォー
https://www.youtube.com/watch?v=hIQd3dX6dVA
ラフ・ダイアモンド
https://www.youtube.com/watch?v=Bp1REtwOpTg
【名曲リレー2636】while#2
■While My Guitar Gently Weeps / Tom Petty,Jeff Lynn,Dhani Harrison &Prince(’04)
04年のロックンロール・ホール・オブ・フェイムで演奏されたビートルズ曲“While My Guita~”は01年に亡くなったジョージ・ハリスンのトリビュートです。ペティ、リンが歌い継ぎ、マーク・マンのgソロの後プリンスの後半弾きまくりのgがすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=dWRCooFKk3c
ただいまのBGMはデオダートの「Prelude」('73)なり。デオダートは、ブラジル出身のサウンドメイカーでちょうど79年頃CTIレーベルの作品が廉価でキングから出たことがあって雑誌では結構大きく取り上げられていました。シングルカットされ(もちろん編集ヴァージョン)ヒットした”Also sprach Zarathusra”は”ツァラストラはかく語りき”という邦題で知られたニーチェに作品をテーマにしたシュトラウスの交響詩のジャズ化。有名なイントロは映画「2001年宇宙の旅」やパープルの"River Deep Mountain High"に引用されてます。デオダートのヴァージョンはさっきジャズ化と書きましたが、今ではフュージョンですね。