Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウィングス、レアバード、ミラー

【土曜はポールのウィングス時代30曲】13・Rockestra Theme('79)

ロックとオーケストラの融合とかじゃなく、ダイナミックなロックオーケストラみたいな感じでこのタイトルをつけたんでしょうか?カンボジア難民救済コンサートで初披露されましたが、そのために作られたのかは不明。ジョン・ポール・ジョーンズ、ロニー・レイン、ブルース・トーマス(b)、ジョン・ボーナム、ケニー・ジョーンズ(ds)、デイヴ・ギルモア、ハンク・マーヴィン、ピート・タウンゼンド(g)、ゲイリー・ブルッカー、トニー・アシュトン(kb)がウィングスのほかに参加。まあ音が分厚くなっただけで匿名的な演奏ではあります。「Back To The Egg」に収録されたインストでした。

https://www.youtube.com/watch?v=zeeTlfbsKL8

 

【名曲リレー2645】of#3

■Peace Of Mind / Rare Bird(’74)

プログレバンドとしてスタートしながら次第に音楽性を変えてゆくというのはバジャーもそうですがこのレア・バードもそう。ファンキー路線に舵を切ったのはグラハム・フィールド(kb)が辞めてからですが、デイヴィッド・カフィネッティ(kb)を中心としたラインナップの最終作が74年の「Born Again」。英バンドがアメリカナイズな音に変ってゆくのはこの時代よくありますがいろんなパターンがあるのです。“Peace Of Mind”は英国的香りを残しつつ、ハーモニーなど質感は米ソフトロックです。解散後スティーヴ・グールド(vo)はヘッドストーンへ。

https://www.youtube.com/watch?v=hVEQPvMSscc

 

ただいまのBGMはスティーヴ・ミラー・バンドの「Your Saving Grace」(’69)なり。アルバム全体はイマイチですがこのタイトル曲は大好きなのです。