Another Days

tomorrow's another day、some say …

スージャ、エドマンズ、エルフ

【金曜の女たち】スーザン・ジャックス

48年、カナダ、サスカトゥーン出身で、"Which Way You Going,Billy"('69)を大ヒットさせたポピー・ファミリーのvoだったスーザン・ジャックスは解散後ソロになりました(旦那のテリー・ジャックスはジャック・ブレルのシャンソンに英歌詞をつけた”Seasons In The Sun”を大ヒットさせます)。この辺はCD化がおくれていますが73年の初ソロ「I Thought Of You Again」はジャケ買いしたくなるようなポートレイトが魅力的。もちろん歌声も素敵です。

https://www.youtube.com/watch?v=vq-G9NJsE6k

 

【名曲リレー2637】while#3

■Take Me For A Little While / Dave Edmunds(‘79)

トレイド・マーティンが書いた“Take Me For A Little While”はいろんな人がやってますがデイヴ・エドモンズの「Repeat When Necessary」からのヴァージョンを。ポップスにも限りないリスペクトを捧げるこの人らしいアレンジです。ゼッペリンのSwan Songから出たこの辺やプリティー・シングスをゼッペリンしか知らないハードロックファン(および当時に日本のロックマスコミ)はどう扱っていいのかわからない風でした。

https://www.youtube.com/watch?v=bFN9mCLOAMY

 

ただいまのBGMはエルフの「Elf」('73)なり。後にレインボウに吸収されることになるエルフはNYで結成されたシンプルなロックンロールバンドで、ミッキー・リー・ソウルのホンキー・トンクなピアノが耳に残ります。とても中世だのバロックだのという世界ではありませんが、”Dixie Lee Junction”のドラマティックな曲展開は、聴きどころがあります。ジャケットの妖精に扮したのはロニー・ジェイムズ・ディオだそうです。この曲は比較的英国風味。