【木曜はオルガンいろいろ】アセンブリージのロビン・ロビンスのこと
アセンブリージなんてバンド全く知りませんが、ここでオルガン弾いてるロビン・ロビンスは、ボブ・シーガーのシルヴァー・バレット・バンドに加わったそう。このユニークなアレンジの”Satisfaction”はもちろんストーンズのカヴァーで最初と途中にインパクトあるオルガンが聞かれます。自分たちの色を出してやろうとアイディア勝負だった時代、これはこれで十分イケてると思います。70年にアルバム1枚で消えたデトロイトのバンドですが日本盤LPとシングルが日コロから出ておりました(という昔の今枝さん情報)。Janusからとなってますが、調べるとファンカデリックとか出してたWestboundレーベルからのリリース。
https://www.youtube.com/watch?v=XDH9sO_d-Eg
【木曜はオルガンいろいろ】サラマンダーのこと
Youngbloodという謎のレーベルから71年に1枚だけ出してるサラマンダー(Salamander)は、アングラ臭プンプンのサイケ~プログレ・バンド。モーゼの十戒にヒントを得たコンセプト・アルバムの「Ten Commandments」('71)は組曲形式になっているので個人的には親しみにくいのですが、ハモンド・オルガンの響きはなかなか楽しい。日本ではエア・メイルからCD化された事がありました。アリスター・B・ベンソンという人が弾く垂れ流されるオルガンはなかなか快感。"Images"はその典型かな。オーケストラも入った壮大なシンフォニック作品で6面に及ぶ変形ジャケだったそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=gUr3jedjeRo
最高にカッコイイジャケットのダニー・クーチのファースト「Kootch」(’)はLP時代なかなか入手困難な1枚でした。70's後半はC&Nやジャクソン・ブラウンなど西海岸アーティストのバックをセクションが務めることがあって、その線で名前を知ったのですが、ソウルとかファンキー系を一切聞いてなかった大学時代中古屋で試聴して思わず返したものが、数年後CD化されたものを聞いて最高にグルーヴィーだと感じるのだから面白い。その「Kootch」に入った”Up Jumped The Devil”で聞かれる、シャーッと入るオルガンはマザーロード他のウィリアム・D・スミスが弾いてるのだとか。スミッティ・スミスの名前でも知られる黒人kb/sswでした。
https://www.youtube.com/watch?v=9i08_Ed-ECM
スピリット・オブ・ジョン・モーガン
https://www.youtube.com/watch?v=bxeGrJpFlxE
ゴッズ
https://www.youtube.com/watch?v=3HcufIzlnQo
https://www.youtube.com/watch?v=HJWp50gCPHM
ジェフ・ベック・グループ
https://www.youtube.com/watch?v=wnUZlRdUx8c
アフィニティ
https://www.youtube.com/watch?v=vmYN8z8OHJc
レモ4
https://www.youtube.com/watch?v=xo8QoqUSLgQ
ハプニングス・フォー
https://www.youtube.com/watch?v=hIQd3dX6dVA
ラフ・ダイアモンド
https://www.youtube.com/watch?v=Bp1REtwOpTg
【名曲リレー2573】let#3
■Let Me Live / Target(’76)
A&Mからデビューしたメンフィス出身のハードロック、ターゲットは後にサヴァイヴァーのジミ・ジェイムソン(vo)をフィーチャー。大陸的な広がりを持ったメロディーの“Let Me Live”は大好きな曲です。ちょっとこのジャケでは売れないけど。
https://www.youtube.com/watch?v=7-IxkXwpSL0
クラウス・ヴアマンというとビートルズの「Revolver」のジャケとかマンフレッド・マンに短期間参加という話ばかりで実際の音はなかなか紹介されませんが、パディ、クラウス&ギブソンというビート・バンドでの演奏はなかなかカッコイイ。”Quick Before Catch Us”は66年のシングルです。
https://www.youtube.com/watch?v=sNtg4lEtgy4
ただいまのBGMはグレッグ・オールマンの「Laid Back」(’73)なり。当時の米ロックの一つのトレンドだった、レイド・バックとは、リラックスした演奏の中にある種の緊張感がある~みたいな結論に至るまでの論争がNMM誌であったらしいです。オールマンズでやってた音楽よりも一歩突っ込んで都会的に、メロウに決めたグレッグの初ソロは「Brothers And Sisters」と同時期にレコーディングされた実はssw風作品でもありました。ゴージャスな”Queen Of Hearts”はとても心地いいです。