【水曜は和もの70's】19・石川セリ
”八月の濡れた砂”が有名な人ですが70’s後半にはシティ・ポップ的展開もみせた石川セリ。「ときどき私は…」('76)は女優さんっぽい(つまり歌は本職でない)作りのアルバムですがシュガー・ベイブのコーラスも入った”なんとなく”は昔から好き。しかし♪なんとなく死んだふりなんてしてみた~で始まる歌詞はすごい。アンニュイなラヴソングなんですが不思議系入ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=Pit0ezCCrZM
吉川忠栄
柳田ヒロ
イースト
【名曲リレー2635】I’m#3
■I’d Rather Leave While I’m In Love / Rita Coolidge(‘79)
「Anytime Anywhere」(’77)の大ヒットでリタ・クーリッジはそれまであったMOR的な部分を拡大させ、変わって従来のロック色は後退しました。その路線が強調された「Satisfied」(’79)からシングルになったのがキャロル・ベイヤー・セイガーとピーター・アレンの共作のバラード“I’d Rather Leave While I’m In Love”でした。いい曲いいメロディーではありますが、ずいぶん遠いところまで行ってしまった感じもします。
https://www.youtube.com/watch?v=yCaq9BOe5Yc
ただいまのBGMはエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズの「Trust」('81)なり。コステロの場合僕は「Girls Girls Girls」という2枚組ベストを好んで聞いてたのでアルバム単体という印象はとてもうすいのです。5thとなる「Trust」は繰り出されるポップ曲の連続でちょっと疲れますけど、スクィーズのグレン・ティルブルックがvoで加わった”From A Whisper To A Scream”はなかなかカッコイイ。アラン・トゥーサンではなくコステロのオリジナル。