Another Days

tomorrow's another day、some say …

フィールグッズ、ペネトレ、レイ

【金曜はオルガンいろいろ】ボブ・アンドリューズのこと

ブリンズレー・シュワーツのkb奏者ボブ・アンドリューズは後にグラハム・パーカーのザ・ルーモアにも加わる人で、パブロック的な軽快なオルガンを聞かせます。ブリンズレーというグループの性格ゆえザ・バンド的な色合いもあるハモンド(ザ・バンドハモンドが聞かれることは少なくガース・ハドスンが弾くのはローリー・オルガンですが)なんですが、ドクター・フィールグッドのファースト「Down By The Jetty」('75)に客演した際の”The More I Give”での隙間を埋めるオルガンがかっこよかった。つべにある別ヴァージョンの方がよりオルガン度が濃いです。

https://www.youtube.com/watch?v=51qcfiLhXqI

 

 

【名曲リレー2644】of#2

■Lovers Of Outrage / Penetration(‘78)

ポーリン・マレイ(vo)をフロントにしたニューキャッスル出身のペネトレイションは、パンクバンドとして登場しながら徐々にニュー・ウェイヴの方向に進みます。Prodは、元ゴングのマイク・ハウレットが手掛けていてデビュー盤「Moving Targets」に入った”Lover Of Outrage”のTVライヴ。意外と音楽的な構成です。観客のパンクスたちも熱い。そのハウレットのprodしたバンドを見にレディング・フェスに出かけたスティーヴ・ヒレッジが急遽シャム69のステージに飛び入りした話は何度も書いてますが、オーディエンスのパンクス達が揉め、ジミー・パーシー(vo)が泣きながら事を収めるという事件が起きました。

https://www.youtube.com/watch?v=iNcJgNq4CH4

 

ただいまのBGMはアンドリュー・レイの「Magician」('71)なり。マシューズ・サザン・カンフォートにいたbassistで、軽いスワンプ風の内容のソロではあります。ただ”Get Myself Together”がメロトロンが炸裂する美メロでプログレファンに受けるでしょう。コメ欄に貼っておきます。