Another Days

tomorrow's another day、some say …

ガルゾン、トントン

【オムニバスを聞く日曜日】Girl Zone(Impact:ACT008-UK'86)

60'sのガール・シンガーの歌声に魅せられたのはタツロー氏のラジオきっかけだったと思いますが、80's半ばの日本では王道(明らかにオールディーズってナツメロ感覚で同じようなコンピとかサントラものしかなかった)とか系列立てて聞く道標もなく、英国編集のマイナーなオムニバスが手に入るくらい。それらを聞くと半数が好きだったりしてライナーを書いてる人が同じだったりしました。それが英国のガールシンガーの研究家ミック・パトリック。この「Girl Zone」もパトリックがらみの1枚でした。こちらはDecca音源の英国ガールズのコンピ。まだSequelからの「Here Come The Girls」シリーズ以前ですが、sswヴァシュティ・ブニアンのそういう時代やジョン・マーティン夫人のビヴァリーなどが入ってました。こういうのは大体帰省する際か上京の際青山のパイド・パイパーで買い求めたものでした。

要はこの曲が貼りたかったからなのですがなんとランディ・ニューマン作でデニー・コーデルがprodしたビヴァリーの”A Happy New Year”。Deramレーベルの最初のシングルだったのだとか。

https://www.youtube.com/watch?v=sKLySqS8kjg

エイドリアンヌ・ポスタの"He Don't Love Me"はシュープリームスのテイストが入ったキュートな曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=RSA5dEqu6UA

sswとして素晴らしい作品をだしてるスモーキーな歌声のヴァシュティも当時はDeccaによってこういう売り出され方をされたのでした。”Some Things Just Strick In Your Mind”

https://www.youtube.com/watch?v=MQrQytsIU90

 

【名曲リレー2162】roll#2
■You Make My Jelly Roll / Ton Ton Macoute(‘71)
ハイチの秘密警察をバンド名にしたトン・トン・マクートは、キーフによる荒涼としたジャケットから想像するとスムーズすぎるジャズロック。この“You Make My Jelly Roll”あたりもしっかりジャズですね。リリースはNeonから。昔からなんとなく怖い感じがしてたジャケットですが、独RepertoireからのCD化の際に喜び勇んで買いました。