【オムニバスを聴く日曜】63・カリフォルニア・ミュージック&ディズニー・ガールズ・RCA/イクイノックス・コレクション(BMGファンハウス:BVCM31050-J'00)
74年にテリー・メルチャーとブルース・ジョンストンが設立したEquinoxレーベル関連のコンピCDでメルチャー&ジョンストンのカリフォルニア・ミュージック、ビル・ハウス、デイヴィッド・キャシディ、バリー・マンらの作品が収められています。その昔はブートでしか聞けなかったこうした音源が1枚にまとまったのは世界初で00年にオフィシャルでのCD化は実に意義があったのでした。
BB5のレパートリーを取り上げたカリフォルニア・ミュージックのデビューシングルが"Don't Worry Baby"('74)。ジョンストン、グロリア・グライネル、ケニー・ヒンクルによるハーモニーが美しいピュアなカリフォルニア・サウンド。
https://www.youtube.com/watch?v=5rwGAfWUIFw
EquinoxではなくRCAからのリリースとなったビル・ハウスの「Give Ne A Break」('74)はこの時代にしてプレAOR的な音でありながら。南カリフォルニアの息吹を感じさせます。見かけと歌声サウンドはまるで別物であります。
https://www.youtube.com/watch?v=ZdAVt1Y-MT4
ポピュラー・ミュージックという言い方って最近はあまり耳にしませんが、ジャック・ジョーンズの音楽ってまさにそれ。”God Only Knows”の数あるカヴァーでは一番好きかも。76年のシングルです。
https://www.youtube.com/watch?v=0CRL9lcE6wQ
パートリッジ・ファミリーで人気が出たアイドルのデイヴィッド・キャシディは、ブルース・ジョンストンを参謀にしてリリースした一連のソロでは脱アイドルに成功しています。ネッド・ドヒニーのカヴァー”Get It Up For Love”('75)はなかなかカッコイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=T_bLBoa6tvw
【名曲リレー2506】doctor#2
■Calling Doctor Love / Kiss(’76)
「Rock And Roll Over」(地獄のロックファイヤー)からのシングル“悪魔のドクター・ラヴ”です。キッスというとシングルカット曲が代表曲となってないパターンが多い気もしますが、これはシンプルにカッコいい曲だと思います。相当久しぶりに聞いてそう思いました。最高位16位。
https://www.youtube.com/watch?v=k6Rl8TpGIP4