Another Days

tomorrow's another day、some say …

ルージュ、エルトン、フリーダ、ボストン

【水曜は和もの70's】10・ルージュ

ルージュは75年に1枚「ベスト・オブ」を出して解散したグラムロック。ミカバンドの加藤和彦にprodを頼みたくて東芝にレコード会社を決めたという話はドアーズと同じ会社でと決めたテレヴィジョンを思い出します。メンバーは女装や毒々しいメイクをして日本のNYドールズ的なムードありますが音はストーンズ、フェイシズ、RC的な小気味よいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=obiFTWdlokk

 

【名曲リレー2565】blues#3

■I Guess That's Why They Call It The Blues / Elton John(‘83)

“ブルースはお好き”というのはいい邦題だと思います。83年の「Two Low For Zero」は当時結構ラジオでもよくかかった記憶で(“I’m Still Standing”はMTVでもよく流れてた)派手になるファッションセンスを除くと(まあ好みの問題ですが) 充実の内容だと思います。スティーヴィー・ワンダーのハーモニカってなんですぐ誰が吹いてるのかわかるんだろう?最高位4位まであがってこのアルバムからのシングルでは最大のセールスを記録。

https://www.youtube.com/watch?v=VzVX3dTo5kQ

 

今では侯爵夫人となったアバのフリーダ(vo)が解散後の82年、フィル・コリンズのprodでリリースしたシングルが”I Know There's Something Going On”です。作者はラス・バラードで、いかにも80'sらしい打ち込みの音。"予感"と要約した邦題もうまいと思いました。とにかくヒットした印象です。

https://www.youtube.com/watch?v=p98PjtSfNWo

 

ただいまのBGMは、ボストンの「Don't Look Back」('78)なり。CBSソニーから独立したエピック・ソニーの第1回リリースとして大きく広告されたボストンの待望のセカンド。ギター型宇宙船が新惑星に着陸するイメージのジャケットがSFブームだったあの頃らしい。歌詞はまったく日常の事を歌ったラヴソングなんですがね。アコギをうまく使いドライヴするg、空間的な音の広がり、誇らしくクレジットされたNo Synthesizer No Computer Usedの文字など、懐かしい青春の1枚です。一般的にはファーストが人気ですが僕的にはこのセカンド一択。"It's Easy"は文句なしのベストトラックの一つ。