Another Days

tomorrow's another day、some say …

ラーセン、シモンズ、アンボイ、ビリジョ

【木曜はオルガンいろいろ】ニール・ラーセンのこと

80'sのラーセン=フェイトン・バンドやその前身のフル・ムーンの活動で知られたニール・ラーセンは70's後半はオールマンズ関連のセッションが多かったようです(シー・レヴェルやグレッグ・オールマン・バンドとか)。トミー・リピューマのHorizonから出たフュージョン風味の「Jungle Fever」(’78)に入った”Sudden Samba”は、サンタナ風のムードもあります。軽やかなハモンドが心地いい。

https://www.youtube.com/watch?v=JUxaiBJNyHM

 

 

【名曲リレー2566】why#2

■Why You Givin‘ Up / Patrick Simmons(’83)

いつも書いてますがドゥービーを変えてしまったのはマクド一派だけではなく、パット・シモンズもAORの波に染まってしまったからでした。解散後出たシモンズのソロ「Arcade」はMMEBのクリス・トンプソンがソングライター・パートナーとして加わり80’sロック的な元気なものもあれば、もうやらなくてもいいのに…というようなマクドっぽい後期ドゥービー風のものもあります。“Why You Givin‘ Up”は、マクドのコーラス、コーネリアス・バンパスのsax、ジェフ・バクスターのgとほとんどドゥービーです。

https://www.youtube.com/watch?v=EgAIteV5gEU

 

肩パッドの入ったスーツ着てg弾きまくるのが若きテッド・ニュージェントです。アンボイ・デュークスの”Journey To The Center Of My Mind”('68)は、サイケ~ガレージパンクの範疇で語られるバンドですが、それがアメハーのルーツの一つと考えると面白いです。

https://www.youtube.com/watch?v=mrUH9pGk90w

 

ただいまのBGMはビリー・ジョエルの「The Stranger」('77)なり。流れるようなローズの調べが心地いい”Just The Way You Are”は、日本でも人気の曲ですが別れた奥さんのエリザベスに捧げられている曲の為、先日の来日でもやっぱり歌われなかったそうです。フィル・ウッズの都会的なsaxがとても心地いいです。最近はそうでもないけどかつては摩天楼とかタイムズ・スクエアの安易なBGMとかにこの部分よく使われてました。