Another Days

tomorrow's another day、some say …

プログレポップ、ペティ

【オムニバスを聴く日曜】54・Progressive Pop Inside The 70's(See For Miles:SEECD404-UK'95)
Decca、Deram音源の英ロック界隈のシングル曲を 中心にセレクトしたニッチポップ的なアンソロジー。タイトルにある様にプログレだけではなく(ウルフ、カーヴド・エアー、ウォルラスは確かにそのあたり)、フォーキーなもの(メロウ・キャンドル、ガリアード)、ブルージーなもの(クリス・ユールデン、ヘムロック)、グラム的なもの(ロコッコ、フレッシュ・ミート)と多彩ですがどれもB級感たっぷりのやさぐれた音です。
EdselやRepertoire、See For Milesというreissue専門レーベルには随分お世話になりました。95年というとSee For Milesレーベルもそろそろおしまいの頃ですね。
 
 
 

【名曲リレー2443】girl#3

■American Girl / Tom Petty &The Heartbreakers(‘77)

てっきりシングルかと思ったら、“American Girl”は、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのShelterからのファーストに入ってますが、アルバム曲でした。しかしこの存在感。12弦を弾くペティの音楽にはいつごろからかバーズの影がちらほらと漂いますが最初の2枚ではあまり感じなかったのは、リアルで聞いてた僕が若かったこともあるでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=b2nbHpF7-qk

【コーラス&ハーモニー】トラフィック

マッスル・ショールズの面々(ロジャー・ホーキンス、デイヴィッド・フッド、バリー・ベケット)が加わったトラフィックの「Shoot Out At The Fantasy Factory」('72)は、ジャマイカ録音の1枚。耳触りがめちゃくちゃいい"Roll Right Stone"は長さを全く感じさせないものです。リードvoはスティーヴ・ウィンウッドですが、ジム・キャパルディが付けるハーモニーと、リーバップのcongaが気持ちいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=KGBNg5H1CwE