【オムニバスを聴く日曜】48・The Rubble Collection Vol.2(Bam Caruso:RUBBLECD2-UK'92)
60's英サイケ~フリークビートのコンピはサード・パーティよりいろいろ出てますが、Bam Carusoレーベルの「Rubble Collection」シリーズも一時期お世話になりました。もちろん盤興しでブートに近い存在。WAVEでよく買ってましたが最初に買ったVol.2が一番充実してました。資料もほとんどない時代ですもの、玉もあれば石も多かったのです。Vol.2はColumbia~Parlophone系のレーベルのアーティストが多かった気がします。
クレジットはボ・ストリート・ランナーズになってますが実は後期メンバーだったマイク・パトゥのソロシングルのB面”Love”('66)は可愛らしい曲。これがパトゥーになってゆくのです。organが印象的。
https://www.youtube.com/watch?v=TXTfbuqivY8
ウィンウッド兄弟が離れ、エディ・ハーディン(vo)やレイ・フェンウィック(g)をフィーチャーしたスペンサー・デイヴィス・グループの”After Tea”('68)は初期トラフィックを思わせるインド~サイケ路線で、抜けていったメンバーが成功した音をもののバンドが真似るという割とあるパターン。トラフィックの1枚目に入っててもおかしくないフェイクぶりです。
https://www.youtube.com/watch?v=CuUoG9qEApM
フリークビートからも1曲行きましょう。Libertyから2枚シングル出して消えたペニー・ピープスのビート曲”Model Village”('68)です。
https://www.youtube.com/watch?v=2QqLl3zezrg
R&B的なサンズ・オブ・フレッドの”Sweet Love”('65)もまた、organが気持ちいいナンバーです。
https://www.youtube.com/watch?v=6pa1MLHSBF4
【名曲リレー2401】sunday#3
■Sunday Girl / Blondie(’78)
当時はなんて他愛ない曲だ~と思ったものですがキャッチーでよく出来たポップ曲。それにしてもMTV時代がもう少し早ければブロンディーはもっともっと世界的なバンドになってたでしょう。デビー・ハリーのファッション・ショー的なPVやTVライヴの数多い事!