Another Days

tomorrow's another day、some say …

ホーボー、BHB

 

【オムニバスを聴く日曜】43・Hobo's Concerts・ロック篇(ベルウッド:KICS2033-J'90)

池袋のシアター・グリーンで行われていたフォーク・ロックのオムニバスライヴ・イヴェントのホーボーズ・コンサートは、まだライヴハウスが少なかった時代にアットホームなこじんまりしたライヴの記録として貴重です。ベルウッド・レーベルのアーティストに限られてないところもいいです。この74年の第5集「ありがとうありがとう」は南佳孝、布谷文夫withココナッツ・バンクス、小坂忠with葡萄畑、センチメンタル・シティ・ロマンス、細野晴臣が収録。シンプルなpianoの弾き語りの南佳孝松本隆prodの「摩天楼のヒロイン」でデビュー後のステージ。ココナッツ・バンクならぬココナッツ・バンクスをバックの布谷、和製ザ・バンドを名乗った葡萄畑をバックにした小坂忠のレアな音源も素晴らしい。現在も最古のロックバンドとして活動中のセンチのフォーキーな繊細さも楽しい。ラストは弾き語りの細野晴臣で、小坂忠に提供した”ありがとう”のカヴァーがとてもいいです。昔持ってたのは90'sにキングから再発されたCDでタイトルが変えられています。

https://www.youtube.com/watch?v=WsL2sOoH9Gk

https://www.youtube.com/watch?v=Z8qhRZmt-zs

https://www.youtube.com/watch?v=kGPS2QME8gY

https://www.youtube.com/watch?v=9ZpXyO8EpeE

 

【名曲リレー2366】song#2

■I Wrote A Song / Brown's Home Brew(‘72)

ジョー・ブラウンが夫人のヴィッキー(元ブレイカウェイズ)らと組んだウィングス・タイプのファミリー・バンドがブラウンズ・ホーム・ブリューです。72年の同名のファースト(リリースはBellから)に入った“I Wrote A Song”はシンプルなpianoの弾き語りで、全編こういうのではないらしい。

https://www.youtube.com/watch?v=OsjOxme830s