Another Days

tomorrow's another day、some say …

フォーバート、プリテンダーズ

【水曜は君の名は】Romeo's Tune / Steve Forbert('79)

いきなりディラン・スタイルの弾き語りのフォークシンガーとして78年に登場したスティーヴ・フォーバートは田舎から都会へ出てきた夢多きBig City Catだったわけですが、ジョン・サイモンがprodした2枚目「Jackrabbit Slim」からこの”Romeo's Tune”が11位まで上がるヒットとなりました。やや鼻にかかった声が印象的で甘酸っぱい感傷と共に思い出します。NemperorというCBS傘下のクロスオーバー系のレーベルからのリリースでした。

 

https://www.youtube.com/watch?v=vYMu2qgOiJs

 

【名曲リレー1106】girl#2

■Girl Don't Come / The Pretenders('79)

 

初期のプリテンダーズのライヴはレパートリーの少なさから、アンコール曲はカヴァーというのが多かったです。今でも忘れない初来日のサンプラザのアンコールは、”Wild Thing”(トロッグス)と”What'cha Gonna Do About It”(スモフェ)で、この洗礼を受けて80’s半ばにブリティッシュ・ビート60’sの沼にずぶずぶと入ってゆくのでした。この79年のバーンステイプルでのライヴでは、サンディー・ショウの”Girl Don't Come”をカヴァーしてます。この辺のセンスは素晴らしい。スミスがサンディーにラヴ子^ルを贈ってカムバックさせてしまうのはもう少し後。

https://www.youtube.com/watch?v=deA8zDPDBb8