Another Days

tomorrow's another day、some say …

ボズ、ペッカ

【金曜はザ・客演】Loan Me A Dime / Boz Scaggs featuring Duane Allman(g)
オールマン・ブラザーズ・バンドの活動と並行してデュアン・オールマンは、数は少なりなりましたがそれ以前同様セッションのスタジオワークをこなしています。一番有名なのはデレク&ザ・ドミノスの「Layla」ですけど、ボズ・スキャッグスの「Boz Scaggs」(70's半ばに日本盤が出た時は「ボズ・スキャッグスデュアン・オールマン」という邦題でした)に入ったフェントン・ロビンソンの”Loan Me A Dime”でも途中から切り込み鋭いgを聞かせます。ビル・グラハムのフィルモア・ウエストのクロージング・コンサートのライヴ盤でも結構長いジャムでしたが、このスタジオ・ヴァージョンでも12分と長い。ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアの”Crazy Diamond”でのgソロはここからの引用がいくつかありました。

【名曲リレー2364】water#2

■Hands Straighten The Water / Pekka(’77)

メイド・イン・スウェーデン出身のbass、ペッカ・ポーヨラの77年のソロは英Virginを通して世界でリリースされ日本でも80’sに紹介されました。英題が「The Mathematician’s Air Display」。マイクとサリーのオールドフィールド弟姉とゴングのピエール・ムーレンが参加した美しい1枚。とりわけマイク・オールドフィールドの繊細な世界を再現した”Hands Straighten The Water“はサリーの雪の女王的なスキャットもまた印象的。”Hands Calming The Water“とも言われてる曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=Ljq4t-QxSdA