【月曜はスティーヴィー・ニックスの40曲】3・Stop Draggin’ My Heart Around(’81)
「Tusk」のあとそれぞれの活動に入ったメンバーの中でまずソロ活動に着手したのはスティーヴィーでした。最初のソロ「Bella Donna」は以前から書き溜めていたナンバーを集めたものでいい曲満載。シングルとなったこの曲は、元々トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの新曲でしたが、スティーヴィーが歌うことに。そっちもPVがクリアになっていますが、83年のUSフェスでの熱演が素晴らしい。バッキンガム・ニックス時代からサポートしていたワディ・ワクテル(g)との炎のデュエットともいえるすさまじい演奏です。ステージも後半で羽織ってたものを脱ぎ捨て力強くシャウトするスティーヴィーのカッコよさったら…
https://www.youtube.com/watch?v=G8HqQasd_OM
【名曲リレー2360】boy#2
■Was Will Ein Boy / France Gall(‘67)
フレンチ・ポップスのアイドル時代が終わりに近づいた60’s後半、フランス・ギャルはドイツ語で歌いドイツに活動の場を見出したことがありました。独Deccaと契約しリリースした“Was Will Ein Boy”('67)もそうでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=4dl_i3XIH6A
【先週の読書】
小説の惑星・ノーザン・ブルーベリー篇(伊坂幸太郎編、ちくま文庫)は、伊坂幸太郎が「小説の凄さを知りたいならこれを読むべし」と編んだアンソロジー第2弾で、この企画面白いのでもっといろんな作家さんにやってもらいたいものです。井伏鱒二、谷川俊太郎から町田康(INUとかパンク詩人のイメージ強く作家としての作品初読みでした)、一條次郎まで幅広い。ベストは”工夫の減さん”(町田)と「Plan B」(佐藤哲也)で他の作品も読んでみたくなりました(2021)。 「みとりねこ」(有川ひろ、講談社)の”シュレーディンガーの猫”が好きで読みだしたら、結局「旅猫リポート」(有川浩、講談社文庫)も芋蔓式に。個人的に一番の泣ける本は今でも「きみの友だち」(重松清)ですが、「旅猫」もマジでヤバいです。何度目かの再読で内容知ってるのにかかわらず… 鈍色幻視行(恩田陸、集英社)は別で書いたんで割愛。