Another Days

tomorrow's another day、some say …

東京少年、マグイン

【土曜は和もの90's】東京少年

東京少年笹野みちる(vo)を中心とした4人組でデビュー当時GIRL POPのブームゆえアイドル的なプロモーションもされたのが残念でした。CMタイアップもありましたが3年余りで解散してしまったのも残念。90年の”陽のあたる坂道で”は、夜ヒット出演したのを見て好きになった懐かしい曲。PVは映画監督の岩井俊二が演出しています。笹野のボーイッシュなイメージは、当時の「元気な」イメージのガールシンガー(レベッカNokkoリンドバーグ渡瀬マキ永井真理子など)にもダブります。夜ヒットで見る前に、新宿三丁目にあった日清パワーステーション(ややバンドブームバブルっぽいライヴ・ハウスでした)で東京少年のライヴを見た事があります。僕は当時名前しか知らなくて、voが友人の中高の同級生ということで半ば強引に連れてゆかれたのですが、思ってたより楽しめたました。ただこの時代のこういうカチッとした音に違和感を感じてたのでのめりこむ事はなかったなあ。

https://www.youtube.com/watch?v=rsIpT91oEI0&t=23s

 

【名曲リレー2259】up#3

■Up To Me / Roger McGuinn(’76)

元々ディランに似せた歌い方をしてたロジャー・マッギンですが「Cardiff Rose」に入った“Up To Me”ではその真似に磨きがかかっています。ディランとのローリング・サンダー・レヴュー後にリリースされたアルバムらしく、ミック・ロンソン(g)、デイヴィッド・マンスフィールド(g)。ロブ・ストナー(b)などローリング・サンダーの仲間たちも全面参加。ディランの「血の轍」のアウトテイクという“Up To Me”ではゆったりとしたカントリー・ロックを聞かせますが、もちろん後期バーズのクラレンス・ホワイトがいた時代のものとは質感が違います。

https://www.youtube.com/watch?v=m1Q3iyzRYBY