Another Days

tomorrow's another day、some say …

スポットライト、マック、メイズ

【火曜は聞き比べ】It's Not The Spotlight
キャロル・キングの2番目の夫で60'sには夫婦で無敵のソングライター・チームだったジェリー・ゴフィンがバリー・ゴールドバーグと共作した"It's Not The Spotlight"('73)は、当時激レアだったゴフィンの初ソロ「It Ain’tExactly Ebtertainment」に入ったのがオリジナル(ゴールドバーグも74年のソロでカヴァー)。これをロッド・スチュワートがとりあげ日本では浅川マキ、カルメン・マキ、金子マリら女性シンガーが取り上げて有名になりました。直訳邦題の”それはスポットライトではない”というのも味があります。浅川マキは、ライヴのあと名古屋のホテルで亡くなってしまった事が、僕にはなんとなく特別の事のように感じました。全体の印象では苦手な人ですがこのカヴァーはとても素敵。77年のライヴ盤ではつのだひろ(ds,vo)も歌ってます。
で、ジェリー・ゴフィンとキャロキンの娘ルイーズ・ゴフィンが取り上げてたこと知りませんでした。15年の「Appleonfire」から。
なんか女性シンガーばかりになってしまいますが親和性がいいのでしょうか?ベス・オートンの09年にカヴァーしてます。これもライヴ。
 

【名曲リレー1659】hold#2

■Hold Me / Fleetwood Mac(’)

マックの「Mirage」は元々ソロ活動を経て再集合した統一感のないアルバムですが、その中でも最も統一感なく感じる”Hold Me”は先行シングルとして出ながらベスト盤(まあヒット曲多いけど)から漏れるのは何となくわかります。クリスティンとリンジーがvoを分け合い、このPVでスティーヴィーはソファに横になってるくらいですから。まあそれはそれで仕事と割り切り方が見事ではありますが。

https://www.youtube.com/watch?v=E0sha1XfHxw

【FC】

今日はイアン・ペイスの誕生日だそうですね。今となってはパープルの唯一のオリジナル・メンバーであり68年のデビューからほぼブランクなしでハードロック第一線で叩いてる人です。そのはじめの一歩は1期パープルのvoロッド・エヴァンスと共に参加していたメイズ(Maze)に遡ります。エヴァンスはどちらかというとバラード向きのシンガーで、こういう曲でよく合います。もう大好きな曲でしょっちゅう挙げてる”Telephone”('66)です。ペイスがエヴァンスの紹介でパープルのオーディションに参加したのは有名な話です。このシングルのレーベルをも見るとRobert Stigwood Managementの文字が、後にRSOレーベルを立ち上げるスティッグウッドは、当時クリームのマネージャーでした。

https://www.youtube.com/watch?v=uF8aTCh1MJQ