Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウェラー、ハース

【日曜は20人のポール】#12 ポール・ウェラー(Paul Weler)
 
12人目は、ポール・ウエラー。現在の英国ロックを代表するヴェテランということは理解しつつ、ジャムもスタイル・カウンシルもリアル・タイムでしたけど(特にスタカンの時代は12”をコツコツ買ったりライヴに足を運んだりと付き合ってきましたが)ソロになってからその後なんとなくあまり聞かなくなってしまったのです。ポール・ウェラー・ムーヴメントの初来日(ON AIRで友人から見せられた東スポの見出しにはフレディー、AIDSの文字、死亡が報じられたのは翌日でした)があっさりしてたこと、ソロがパットしなかったこともあるかもしれません。よってどうしても熱いソウルの初期スタカンばかり聞くことに。一番好きなのは初期ヴァージョンの”Headstart For Happiness"なんですけど。
 
 
 
【名曲リレー1713】alone#2
■Altogether Alone / Hirth Martinez('75)
LA出身のsswハース・マルティネズは、75年のデビュー作「Hirth From Earth」がザ・バンドのロビー・ロバートソンのprodだったこと、ノーマン・シーフによる奇妙なジャケットが印象的だったこと、さらに日本盤で紹介されなかったこともあって謎のイメージでした。音はロックとはいえない部分もあって最初買ったときは戸惑いました。”Altogether Alone”はその1曲目でポピュラーなスタンダードなムードもあります。マルコム・セシルによるシンセがハースのダミ声といい感じでマッチしてます。
 
【FC】
録音状態も悪いし、なによりもどさくさに紛れてリリースされた寄せ集めのアルバムなのですがトラフィックの「Last Exit」をよく聞きます。当時解散していたのですが、日本ではそういうアナウンスもなく新作の様に紹介されたらしいです。なんせジャケットにはキャパルディ以外識別不明なメンバーの写真が使われてる始末。B面はウィンウッド=キャパルディ=ウッドの3人でこなしたライヴ音源の新曲が入ってまして、スカスカの演奏ではありますがこの”Feelin’ Good"とても好きです。