【月曜はバーズの30曲】20・5D('66)
”Eight Miles High”の後を受けシングルになった3枚目のアルバムタイトル曲で、”霧の5次元"という邦題でした。インド的な匂いのするラーガロックな1曲で、これこそもっと長くてもいいなと思いました。ヴァン・ダイク・パークスがorganを弾いてます。
https://www.youtube.com/watch?v=D5XuMWRHGU8
【名曲リレー2030】fire#2
■Solar Fire / Mandred Mann’s Earth Band(’73)
アース・バンドはプログレ的な部分を前面に出したものと、もっとポップな味わいのものがあってこの辺の使い分けはユートピアとトッド・ラングレンを思い出します。4thの「Solar Fire」はその中間にあたるのかな。チャンター姉妹がコーラスを付けたタイトル曲はガッツのあるロック。マンの多彩なシンセは十分プログレ的ですが。
https://www.youtube.com/watch?v=np5_YJNhDiE
【新・私を形成する100本の映画】#31 オリエント急行殺人事件('74英)
70's後半世界的にヒットとなった、英EMI製作のアガサ・クリスティー作品の映画化ですがこれが第1作。意外にもシドニー・ルメット監督なんですねえ。この映画のヒットで、以後続々と映画化が続き、80'sの半ばまでミステリー映画といえば、クリスティー映画というような図式が出来上がります。クリスティー作品としては戦前の代表作の一つで、女史が創造したベルギー人の探偵、エルキュール・ポアロを名優アルバート・フィニーが演じ、雪のため孤立してしまったオリエント急行内で起こった殺人事件。いかにもヨーロッパ色の濃いグランド・ホテル形式のキャストも印象的です。他には、イングリッド・バーグマン、ローレン・バコール、リチャード・ウィドマーク、アンソニー・パーキンス、ジャクリーン・ビセット、ショーン・コネリー、ジャン・ピエール・カッセル、ジョン・ギールグッド、ウェンディー・ヒラー、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、レイチェル・ロバーツ、マイケル・ヨーク、コリン・ブレイクリーら。ああ豪華絢爛。その後リメイク作品(日本では三谷幸喜も)いくつかあり。結末は結構有名ですね。