Another Days

tomorrow's another day、some say …

ベルアー、エルヴィン

【水曜はCharismaの人たち】8・ベル+アーク

ミッキー・ギャラガー(kb~後にフランプトンズ・キャメル、ブロックヘッズ)、ジョン・ターンブル(g~後にグレンコウ)、トム・ダフィー(b,vo~後にリンディスファーン)、ロブ・テイト(ds~後にヴィネガー・ジョー)のアークがエヴリ・ホイッチ・ウェイを辞めたグラハム・ベルと合体したベル+アークもCharismaから出してました。ただEWWではプログレ風味ありましたが元々はソウルフルなシンガーゆえサイケなアークをバックにすると、プログレ度は少なく小型ヴァン・モリソン的な味わいを出します。prodがボブ・ジョンストンということもあって米ではColumbiaからのリリース。ジョンストンゆかりのレーナード・コーエンのカヴァーです。

https://www.youtube.com/watch?v=YI0vBmIEHNw

 

【名曲リレー1997】back#3

■Can’t Go Back / Elvin Bishop(‘74)

バタフィールド・ブルーズ・バンド出身のエルヴィン・ビショップは、独立後CBS(Filmore)時代はホワイト・ブルーズの範疇でしたが、Capricorn移籍後はサザン・ロック、カントリー・ロック、R&Bなどをミックスした広義のアメリカン・ロックとして充実した作品を連発してました。その辺で一番好きなのはやっぱり「Let It Flow」らへんです。ジャケットの魚釣りのBGMとしても心地いい”Can’t Go Back”です。

https://www.youtube.com/watch?v=7bRbfKCMoos

【新・私を形成する100本の映画】#3 早春(’56)
中野翠さんの名著「小津ごのみ」あたりでは評価低いけど、これ好きなんです。小津安二郎監督作品と言えば、同じような俳優(原節子笠智衆中村伸郎杉村春子)と同じような題材(娘の結婚やお見合い)で廻っている、偉大なるマンネリズムが魅力ですけど、ここでは笠、中村は出るものの、中心は池辺良と淡島千景、そして岸恵子他の若手サラリーマン軍団なんで、いつもの母娘の話ではない感じが新鮮。浦部粂子演じる淡島千景の母のおでん屋の「バクダン」とか(関東ではゆで卵のことをこういうんですね)、戦友会のツーレロ節とか(加東大介、三井弘次)とか見どころは多いです。でも一番は岸恵子の小悪魔ぶりですね。池辺良とか中北千恵子とか東宝勢が活躍(松竹作品なのに)。あと朝、駅へ向かう人たちの群れが一方向だけで妙に不気味です。
3人、座っている人、立っている人、室内の白黒画像のようです
 
 
 
 
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