Another Days

tomorrow's another day、some say …

TJW、オールマン

【火曜は君の名は?】Polk Salad Annie / Tony Joe White('68)

トニー・ジョー・ホワイトの代表曲。シンプルなスワンプ・ロックの傑作の一つです。本編に入る前の前口上や咳払いなどむせかえすような男くささがあります。この"Polk Salad Annie"はエルヴィスもカヴァーした代表曲。豚肉サラダではありません。そぎ落とされたストイックなまでの歌声と演奏です。

https://www.youtube.com/watch?v=MCSsVvlj6YA

【名曲リレー1393】man#2
■Ramblin' Man / Allman Brothers Band('73)
リアルタイムで聞いてた方は、デュアンの死後急に軽くなったオールマン、と思われたんではないでしょうか?ディッキー・ベッツ主導のカントリー・ロック路線とは言えゲストのレス・デューデック(g)の見せ場を作り、#2まで上がるヒットとなりました。ベリー・オークリー(b)の最後のセッション。ちなみにアルバムの裏ジャケの少女はオークリの娘のブリトニーだそう。
 
【水曜ソロアルバム】松任谷正隆
言わずと知れたユーミンのダンナです。はっぴいえんど解散後鈴木茂細野晴臣が組んだキャラメル・ママのkbで裏方の仕事中心となったティン・パン・アレイ時代に唯一のソロ「夜の旅人」('77)があります。うまくない歌を含め「ニューミュージック」という言葉が先鋭的な響きを持ってた頃のしゃれたムードが感じられます。一番好きな”気づいたときには遅いもの”は、鈴木茂のgがとても気持ちいいです。
 
 
【名曲リレー1394】man#3
■Man In Black / Skip Bifferty('67)
イングランドニューカッスル周辺のミュージシャンの密な親交ぶりは知られるところですが、リンディスファーンのアラン・ハルがいたチョーズン・フューがグラハム・ベル(vo)参加を機にバンド名を変えたのがスキップ・ビファティーです。後にフランプトンズ・キャメル、ブロックヘッズのミッキー・ギャラガー(kb)、後にマーク&アーモンド、スナフーのコリン・ギブソン(b)、後にエア・フォースのジョン・ターンブル(g)らがいたR&B~サイケバンドで、67年にRCAからデビュー。後にヘヴィ・ジュリーの名前でシングルを出したりもします。これはLP未収録のシングル曲で、ビートルズの影響下にあるサイケな音。バンドは68年の解散しますが、ターンブル、ギャラガー、ギブソンはアーク、ベルを加えたベル&アークで再集合するなど結束は固いです。arrにスティーヴ・マリオットの名前も。