【火曜はカヴァー曲のカ】Union City Blue
ブロンディーの「Eat ToThe Beat」に入った好きな曲を90'sにブリト・ポップと言われたスウェード(と同じバンドだよね)がカヴァー。名前は聞いたことあったけど音は初めて聞くのかも。元の曲がいいのでガンガン来る感じも心地いいのです。
https://www.youtube.com/watch?v=hCv5XEmVFXk
【名曲リレー1996】back#2
■Laid Back Day / Byron Berline & Sundance(’76)
フライング・ブリトウズ、カントリー・ガゼット周辺のfiddler、バイロン・バーラインが組んだ知らざれるカントリー・ロックがサンダンスです。僕はシンコーの「West Coast Rock」というムック本で名前を知ったのですが、MCAから出たファーストはdsがダラス・テイラーなのだとか。基本ブルーグラス畑のメンバーで出来ているのでセカンド以降はもっとそっちよりなのだとか。“Laid Back Day”でも後半はbanjoのソロがあります。スニーキー・ピートのシエラといいサンダンスといい、職人たちもセカンドキャリアいろいろ大変なようでした。
https://www.youtube.com/watch?v=7Rx0D-EqN88
【新・私を形成する100本の映画】#2 ダラスの熱い日(’74米)
元首相の事件を受けてワイドショーでこの映画の事を話した人がいたそうですが。「JFK」ならまだしも古いね(^^)
その大作の「JFK」が作られてこの映画の存在そのものが、かすんでしまった感じはありますが、「ケネディ大統領暗殺が、実はリー・ハーヴェイ・オズワルド単独ではなく、JFKの政策に反発する政府内の一部のエリートたちの共謀だったという」仮説に基づいた物語は、当時衝撃だったでしょう。オリヴァー・ストーン監督の「JFK」が、一種の法廷ものだったのに対し、こちらは、淡々とまるでドキュメンタリーの様に進められる。ユーモアのかけらも一切ないあたりがリアル。この種の政府高官を演じる事が多いバート・ランカスターも、また駒の一部でしかなかった事がラストで明らかになります。脚本のダルトン・トランボは、赤狩りでハリウッドを追われながら変名で仕事をしていた気骨の人、「ジョニーは戦場へ行った」で監督業にも挑戦していました。静謐な音楽は、ジャッキー・デシャノンの旦那として知られるsswのランディ・エデルマン。実写のフィルムを交えた映像には、妙な説得力があり、最初に見たときはその陰謀論に興奮したものです。
監督は、デイヴィッド・ミラー。原題:Exective Action