Another Days

tomorrow's another day、some say …

ベタデイズ、コクニー

【日曜は20人のポール】#3 ポール・バタフィールド(Paul Butterfield)
3人目のポールはこの人、ポール・バタフィールド。シカゴ出身で白人ハーピストとして当時最高の評価でした。マイク・ブルームフィールド、エルヴィン・ビショップを従えたバタフィールド・ブルーズ・バンドでElektraから66年にデビュー。ホーン・セクションを加えたブルーズ・バンドというそれまで類を見ないスタイルに移行、しまいにブルーズにこだわらない、ジャジーなムードも漂わせてました。解散後より濃厚なアメリカン・ミュージックを創造するベター・デイズを結成。ザ・バンド+ブルーズ+ニュー・オーリンズのミクスチャーでエイモス・ギャレット(g)、ジェフ・マルダー(g)、ロニー・バロン(p)など達人をフィーチャーしながら2枚しか残せなかったのが残念でした。そのベター・デイズの1枚目('73)に入った”New Walkin’ Blues"はロバート・ジョンソンの”Walkin’ Blues"のモダンなヴァージョンでマルダーやエイモスのソロを交えながら進み最後にハープ爆発という展開がカッコいい。
 
スタンレー、ヤング、サイモン、ハードキャッスル、ロジャース、
ウェラー、キャラック、カントナー、ハリス、
コソフ、サミュエルスミス、モーリア、レイモンド、バレル
ヘイグ、ガーヴィッツ、ヴィグラス、シーベル、ハモンド。ウィリアムス
カラス、リヴィア、コットン、ニコルス、デイヴィス
ストゥーキー、グリフィン、シムノン
 
【名曲リレー1650】dove#3
White White Dove / Steve Harley & Cockney Rebel('76)
新メンバーになって2枚目になる「Timeless Flight」('76)からのコックニー・レベル。ダンカン・マッケイのkb類の使い方からプログレ的に取られる部分も。新世代のグラムだったデビュー当時よりもカリスマvoがいる10CC的なイメージあります。ファンキーな音作りも随所に。