【木曜はVirginの人たち】レコーズ
ウィル・バーチのレコーズは78年にデビューしたNew Wave系の人たちですが音は実にポップで今の言葉でいうパワーポップなのですが当時はなんとなく敬遠して聞かず嫌いでした。78年のデビューシングル”Starry Eyes”です。
https://www.youtube.com/watch?v=8TUepa0yfyw
【名曲リレー1907】woman#3
■No Woman No Cry / Garland Jeffreys(‘78)
ボブ・マーレイの「Natty Dread」(’74)に入った“No Woman No Cry”はある時期盛んにマーレイの代表曲としてラジオから流れてました。78年のガーランド・ジェフリーズ「One Eyed Jack」からのカヴァーでオリジナルを超えたかどうかはよくわかりませんが気持ちいことは確か。このA&Mから出たアルバムは日本盤もキングから出てました。prodはデイヴィッド・スピノザでアンソニー・ジャクソン(b)、スティーヴ・ガッド(ds)、ドン・グロルニック(kb)、ヒュー・マクラッケン(g)らNYのスタジオメンが参加。
https://www.youtube.com/watch?v=GBjw-3Fp8AY
VSシリーズ最終作にして通算22作目。ある意味第1作「ゴジラ」のもう一つの直系の続編であります。
公開当時僕は3人の見知らぬお客さん(一組は子供連れでした)とひっそりと新浦安のポケットシネマで見た覚え(つまり4人しかいなかった)です。米国産ゴジラの製作にからんで、しばらくお休み、という事が事前に報じられてきたので、おしまい感が全編に漂い、大入りという話も聞こえてきましたがすいてるところではこんな感じ。第1作以来の河内桃子の出演で、林泰文が志村喬(山根博士)の孫という設定。旧第1作のフィルムも随時挿入されています。もはや特撮よりも本編の方が面白い感じです(個人的意見)。小高恵美(好きです)演じるサイキック少女も大人になり、ルックス的には今作が一番美しい。ゴジラの死と共に、私の役目は終わったと呟くシーン(となりにはコスモス(小美人)を演じた、大沢さやかがGサミット米情報官のサイキック)はなかなか泣かせます。ビオランテで高島弟役だった、黒木特佐を兄(VSメカゴジラの時とは打って変わったシリアスな役作りで表情も怖い)が演じたりという、内輪っぽいネタもあります。辰己琢郎も石野陽子も篠田三郎も上田耕一(今回は軍人ではなく警備員役)も中尾彬も皆いいです。リトルゴジラがジュニアとなり、親ゴジラが溶解して死した時、ジュニアの咆哮で映画は終わります。今後を予感させつつ、直系の続編は作られませんでしたし、脚本の大森一樹。田中友幸プロデューサー、川北鉱一特技監督、伊福部明音楽もこれがラストゴジラ作品となりました。エンディングのクレジットロールには、第1作そしてVSシリーズのフィルムが流れ、この企画いいなあと劇場でも興奮しました。この後米国「GODZZILA」、平成モスラシリーズ3本と続きます。