Another Days

tomorrow's another day、some say …

マイク、ロジャーズ

【木曜はVirginの人たち(新)】マイク・オールドフィールド

町のレコード・ショップから始まったVirginは後に巨大産業となり、創設者のブランソンは立身出世の人として語られるようになりましたが、その最初の10年はアンダーグラウンドなロックやレゲエ、ニューウェイヴなど独特のチョイスが光ったレーベルでした。日本では日本コロムビア→ビクターが出してた時期です。まずは最初の一人となったマイク・オールドフィールド。V2001という記念すべき第1弾は世界的なヒットとなった「Tubullar Bells」でした。多種の楽器をマルチダビングして作り上げた片面1曲の大作でプログレ的な味わいがありますが、根底にあるのは英トラディショナル・フォークの旋律です。実際大作の合間にリリースされたシングルを聞くと牧歌的なメロディーになごみます。とりわけリコーダーを使ったいくつかの曲はBBCの依頼だったりしてイギリス人にはなじみ深かったもの。ロンドン・オリンピックで使われたのもわかります。

77年のシングル”Cuckoo Song”のB面”Pipe Tune”です。この辺になると「Incantations」に通じるものもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=3oyehN15f3I&t=8s

 

【名曲リレー1892】don't#3
Don't Fallin' Love With A Dreamer / Kenny Rogers & Kim Carnes('80)
"荒野に消えた恋"でしたっけ?邦題。元ファースト・エディションでソロになったケニー・ロジャースは、カントリー・ポップな世界でこの時期ブレイク中でした。ハスキーな歌声のキム・カーンズとのデュエット曲なかなか見せ、聞かせます。カーンズがブレイクするのはもう少し後です。