Another Days

tomorrow's another day、some say …

ピグバグ、スケラーン

【土曜NW】ピグバグ

JBの曲名をもじったピグバグの"Papa's Got Brand New Pigbag"は、82年当時英国で盛り上がりつつあったパンク世代のジャズファンクの波に乗ってのものでした。アヴァンギャルドのカタマリに僕は思えた、ポップ・グループが分裂した一派にしてはわかりやすかったかも。リリースはYというレーベルでした。日本ではバイクのCMに使われた記憶。

https://www.youtube.com/watch?v=wmP4BEIzE4s

 

【名曲リレー1683】war#3
■Make Love Not War / Peter Skellern(’75)
sswのピーター・スケラーンはDeccaに多くを残したピアノマンですが、唯一Islandに残した「Hard Times」にはジョージ・フォード(b~コックニー・レベル)やロブ・タウンゼンド(ds~ファミリー)が参加しています。ミュージカル的なMOR的なムードはどっちかと言うと苦手ですが、このアルバムに限っては割と聞きやすいポップ色があります。ジョージ・ハリスンのスライドgの入った"Make Love Not War"は人気曲であります。エンディングで"クワイ河マーチ"が引用されます。
 
【FC】
90's以降の(つまり皆さんがご存じの)トラヴィスではなく、70's英のトラヴィス。僕ももちろん見たことはありません。後にストレンジ・デイズというプログレ第2世代(育つ前にパンクのムーヴメントが来てこの辺の若手は見事に消え去った)のバンドにつながるバンドだそう。プログレと紹介されてる場合もありますがもっとポップでコーラスを生かしたニッチ・ポップです。やり手のスタッフが付けばクィーンあたりと勝負できたかも?と夢想します。A&Mから72年にリリース。