Another Days

tomorrow's another day、some say …

柴田、CC、ハンクWJr

【和ものの日曜日】柴田まゆみ

すでに別グループで書いて反応いただいてますが、こっちにも。

何度もつべがおすすめしてくる柴田まゆみの”白いページの中に”('78)は、関西出身の女性sswの唯一のシングル。ポプコン出身で、ラジオ番組「コッキーポップ」でもテーマ曲だったそうです。そういう情報は一切知らなくて、聞いてみると素敵なメロディー、吟味された言葉のチョイスなどとても好みでした(ワーナーから出たシングルがAsylumレーベルなのもいい)。いわゆるシティ・ポップというよりはもう少しオーソドックスなMOR(当時の言葉ではニュー・ミュージック)で、バックの演奏もややオーヴァー・ストリングスながら、エレピの音が印象的(某船長は日本製の楽器の音がするとコメントされてました)です。しかし音楽というものが今ほど日常生活に密でなかった人が多かったあの時代、自作の詩と曲を書いて歌う十代のsswたちはなんて早熟だったのでしょう。柴田さんは何年か前に音楽活動再開されたようです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=pEg0YgoGh4Y

 

【徒然なるままに西海岸の名曲を…】2・You Love The Thunder
 
ジャクソン・ブラウンの「Running On Empty」が何度目かのリマスターでまた出る(た)らしいです。セクションを従えた77年のサマーツアーをおさめた未発表曲だけで構成されたライヴ盤は、グレイトフル・デッドの例もありまして新鮮に受け止められましたね。キャッチーな曲から、地味なフォークブルーズ的なものまで様々です。
”You Love The Thunder”は、78年にハンク・ウィリアムズJrがカヴァーしております。カントリー系の人なんでゆったりとした感じが強調されていますが、曲の良さもあってなかなか楽しいです。
 
【69年の100曲】21・Road Of Love / Clarence Carter
 
盲目のブルーズ・マン、クラレンス・カーターの3枚目「Dynamic」は、マッスル・ショールズ録音でデュアン・オールマンが参加しています。僕はこの曲をデュアンの「An Anthology」で知って、切り込んでくるgがえげつないなあ~と思ったものでした。カーターはパンチパーマーのあんちゃんみたいなジャケのファースト「This Is Clarence Carter」('68)がAtlantic Soulの名盤みたいな特集でいつも紹介されますが… 知ってるのはこの曲だけ。