Another Days

tomorrow's another day、some say …

モウル、バーン

【金曜レアライヴ】Matching Mole BBC Radio1Live In Concert
 
マッチング・モウルの72年7月のBBCライヴ(94年にWindsongからリリース)。kbはデイヴ・シンクレアからデイヴ・マクレエに代わっています。ヴォーカリーズというのかロバート・ワイアットスキャットが冒頭の”Instant Pussy”から炸裂しています。ノイジーなフィル・ミラーのgは、この後のハットフィールズでおなじみとなる物。即興的な演奏で5曲(というのか?)をメドレーでつなぐ26分。マクラエはエレピを弾きミラーのgと対等にやりあう”Marchides”も強烈です。ただこの嵐のようなメドレーとは別に”O Caroline”のような歌ものが聞きたかったなあ。
 
【名曲リレー1501】it#2
 ■Blame It On The Night / Robert Byrne('79)
 
ロバート・バーンはミシガン出身のsswで、南部のマッスル・ショールズでスタジオ・ミュージシャンとして活動後Mercuryからデビュー。南部っぽさはあまり感じないのですが来るべきAOR時代も呼応したメロディアスなポップロック。こういうのが南部から出てきたのがすごいと思いました。このジャケットも素敵なのに日本では変えられ「ワン・ナイト・ロマンス」という邦題でAOR風に売られまして、ちょっと残念。このあとブランドン・バーンズとのバーン&バーンズでもAOR作品を1枚だしてます。