Another Days

tomorrow's another day、some say …

ロード、ニックス

【水曜ソロアルバム】ジョン・ロード

グループの音楽とソロをきっちり分けてる人にジョン・ロードがおりました。パープルではハードロック、ソロではオーケストラと共演するシンフォニック・ロック。ただ3期4期を経た「Sarabande」(’76~しっかりものすごいタイトなスケジュールの中きっちりソロを出すのだこの人)では、シンセやクラヴィを使ったプレイが多くて結構面白いです。いつも同じようなバックですがこの時はスタクリッジのポール・カラス(b)にケヴィン・エアーズのバンドに当時いた(ポリス前夜)のアンディ・サマーズ(g)というのが新顔(あとはピート・ヨークとマーク・ナウシーフという関係者)。このタイトル曲は結構都会的な印象。

https://www.youtube.com/watch?v=UvNv3Lrrkl4

 

【名曲リレー1436】by#3 
■Living By The Days / Don Nix('71)
ドン・ニックスというとShelterから出た「In God We Trust」で有名なスワンプ系ssw。ゴスペル風味のアラバマ・ステイト・トゥルーパーズはニックス、ジーニー・グリーン、ファーリー・ルイスを目玉にした、移籍先のElektraが仕組んだマッド・ドッグス&イングリッシュメン的なロックンソウル・レヴューでしたが、セールス的に失敗してElektraを離れることになってしまいます。「Living By The Days」はそのASTより前に出たセカンドで、ヴェルヴェット生地をジャケットに足した豪華ギミックジャケでした(ただ中古盤はこのヴェルヴェット部分今となっては変なにおいがします)。南軍制服に身を包んだポートレイトとは裏腹に優し気なメロディーが印象的なタイトル曲。