Another Days

tomorrow's another day、some say …

ベネター。ドゥードゥー、恋する人魚たち

【名曲リレー1062】night#3 
■In The Heat Of The Night / Pat Benetar ('77)
 
全盛期の80’sに来日がなかったことが、日本での知名度につながってるパット・ベネターは、女性ロックヴォーカルと言う事になれば、ジョーン・ジェットかこの人がルーツでしょう(これよりも前の世代はブルーズからの影響が大きすぎてロックと言うくくりではしっくりこない)。夜の闇が似合うイメージで売り出したデビュー作のタイトル曲。典型的な猫娘ですね。ダンナのニール・ジェラルドの表情のあるgもいいです。
 
 
【和ものの日曜日】dodo
 
お友達の伊東さんが挙げられてた、odoという2人組(4人編成の時もあるようですが)の”水泳”という曲、妙に気に入って繰り返し聞いてます。タイプは違うが思い出したのはミオ・フーとかインスタント・シトロンとか。そこはかとないボッサの響きが静謐な美しさを醸し出します。
 
 

【映画懐かし地獄】恋する人魚たち(’90米)

60's初めのアメリカを舞台にした一風変わったホーム・コメディ。奔放な生き方をするシェールを母に長女ウィノナ・ライダー、二女クリスティーナ・リッチ(これがデビューで最高に笑わせる子役ぶり)のユダヤ系母子家庭の話。常識的な部分は最小限の抑えられているが、妙にリアリティあり。無造作な風でいて実は綿密に考えられた選曲(ラストでジミー・ソウルの"If You Wanna Be Happy"がかかる)も最高。俳優としては大成しなかったリチャード・ベンジャミン(「さよならコロンバス」)は80's半ばより監督業に転身。これが代表作です。