Another Days

tomorrow's another day、some say …

クリスティン、ベイカールー

【月曜の女たち】クリスティン・マクヴィー
 
チキン・シャックからフリートウッド・マックに参加して50年弱。抜けていた時期はあるがスティーヴィー・ニックスと並んでマックの顔であります。若い頃からくすんだスモーキーな歌声が魅力。70's半ばからポップなメロディーを書けるようになり、マック黄金時代に大きく貢献しました。80'sの大ヒットしたソロも根っこには英国的なメロディーメーカーぶりが隠れてました。この曲とかまさに。
 
 

【名曲リレー930】in the morning#2

Talk It Over In The Morning / Anne Murray('71)

ホントはロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズの再結成盤からの作者ヴァージョンを考えてましたが、いつのまにかつべからなくなっているんで、71年のアン・マレー・ヴァージョンを。まあいい曲なんで、誰がやっても基本変わりません。しかしスモサの再結成盤でいきなりこれが流れてきたときは震えました(あまりの変わりなさに、だって04年ですよ)。さてアン・マレーといえば"Snowbird"くらいしか覚えてないカナダの女性シンガーですが、がぜん興味が出てきました。

https://www.youtube.com/watch?v=cnZSZ96UElY

 

【69年の100曲】8・Big Bear Ffolly / Bakerloo

 

クレム・クレムソン(g,vo)にキース・ベイカー(ds)、テリー・プール(b)のパワートリオ、ベイカールーはロックとジャズの中間にあるような存在で、69年らしい粗さはありますが、ジャズ風味のブルーズ・ロックの一つの頂点を極めます。アルヴィン・リーに匹敵するような弾きまくり感が堪能できる”Big Bear Ffolly”は、EMI傘下に設立されたアンダーグラウンドなレーベルHarvestから出た唯一作の1曲目でした。ちなみにベイカールー・ラインとはロンドンの地下鉄の路線。クレムソンはコロシアム、ハンブル・パイ、ラフ・ダイアモンド、チャンピオンなどを渡り歩く歴戦の勇者として、ベイカーはユーライア・ヒープの最初の2枚で、プールはコリン・ブランストーンのEpic時代のソロで名前を見つけることができます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=-B-N6UMSdrc