【木曜鍵盤曲】Grand Laceny / Sea Level('77)
オールマン・ブラザーズ・バンドが70's後半に活動を休止した際、グレッグとベッツのそれぞれのバンドとは別にチャック・リーヴェルが残りのメンバーと共にフュージョンの色合いが濃いシー・レヴェルを組んだのは意外でしたが、時代の波に乗って結構高い評価を受けたものです。そのデビュー作「荒海」に入ったニール・ラーセン(ラーセン=フェイトン・バンド以前のラーセンはその前身のフル・ムーンの後グレッグのバンドの加わっていました)作の”Grand Laceny”は、gとkbが掛け合うリラックスと緊迫感が共存したインストです。