Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウィングス、ルーアン、ローウェル

【土曜はポールのウィングス時代30曲】5・Mary Had A Little Lamb

5人体制で抜き打ちで大学周りを始めたウィングスは、ポールの娘たちと愛犬もツアーに同行させ、ファミリー的なムードを打ち出した”Mary Had A Little Lamb”を、セカンドシングルとしてリリースしています。マカロックのmandolinをフィーチャーしたほのぼのソング。ヘザーとメアリーの二人の娘もコーラスで参加(ステラはまだ無理だったのでしょう)。英9位/米28位。

https://www.youtube.com/watch?v=QQryRw2abDE

 

【名曲リレー2589】old#3

■I’m Old Enough / Lou Ann Barton(’82)

ソロを出したばかりのグレン・フライがAtlanticのヴェテランprodのジェリー・ウエスクラーと共同prodしたのがこのルー・アン・バートンの「ブルースが似合う女」。2曲のフランキー・ミラーのカヴァーを含むこのアルバムはブルージーな女性voの80’sロック的な展開で、ルーツロックへのリスペクトが十分感じられます。タイトル曲になるミラー曲の“I’m Old Enough”もカッコいい。

https://www.youtube.com/watch?v=mc2NfxKs3GU

 

ただいまのBGMはローウェル・ジョージの「Thanks I'll Eat Here」('78)なり。「特別料理」という邦題がついてましたが、この初ソロが出て間もなく亡くなってしまったローウェル。フィートも満足に聞いてなかった頃に中古で安く出会ったので買ったのですがちょっとよくわからない1枚でした(自分には早すぎた)。”Long Distant Love”風の”20 Million Thing”がいいメロディー。リッキー・リー・ジョーンズの名を知らしめた”Easy Money”も収録。ジャケットにはディランとディートリッヒも。