【土曜はポールのウィングス時代30曲】14・With A Little Luck('78)
ヴァージン諸島に浮かべたヨットでレコ―ディングされた(すべてではない)「London Town」はリリース後には、再びポール、リンダ、デニーの3人になってしまいました。そこからのカットで米#1となった”With A Little Luck”。シングルヴァージョンは編集されててまあいいのですが、アルバムでは意味ない2分くらいのエンディングが確かに余分。本来はソロが入るパートなんですがホンワカしたシンセでお茶を濁してます。
https://www.youtube.com/watch?v=_MXCDJI_KiY
【名曲リレー2652】nowhere#2
■Miracles Out Of Nowhere / Kansas(‘76)
実はヒット曲しかカンサスは追ってないのですけど、改めて聞いてみると先人ともいえる英プログレからの影響は大きいですね(当たり前だ)。必殺のviolinもカンサスの場合広い大陸をイメージさせて哀愁よりものどかな感じ。プログレという演奏スタイルが好きで好きで模倣から始まって自分たちのオリジナルを出すところまできたというのがヒット作「Left Overture」('76)の頃。目まぐるしく展開する“Miracle Out Of Nowhere”も起承転結よく出来ています。しかしジャケットのギリシャ神話の哲学者みたいなの外国の人は好きねえ。