Another Days

tomorrow's another day、some say …

ブルチア、グラス、プロコル、バナナラマ

【金曜68年もの】ブルー・チアー

エディ・コクランの”Summertime Blues”をヘヴィにカヴァーしたシスコ出身のブルー・チアーはプレ・米ハードロックの重要バンドでありますがサイケ方面でも評価が高いです。中心となったディッキー・ピーターソン(vo,b)でメンバーは当時20歳前後というからすごい。このギリギリのラインでやってる演奏(gなどノイズ一歩手前)がパンクの時代にも再評価されています。短命に終わりましたが、リー・スティーヴンス(g)はソロを経てシルヴァー・メーターを結成します。

https://www.youtube.com/watch?v=as1NcX31szs

 

 

【名曲リレー2574】live#2

■Let’s Live For Today / Grass Roots(‘67)

日本ではテンプターズがカヴァーした今日を生きよう“は、元々はイタリアのロークス(Rokes)というビートバンドの曲で、これにスローン/バリのDunhillチームが目を付け子飼いのグラス・ルーツにカヴァーさせ、67年に8位まで上がるヒットとなりました。初期グラス・ルーツはスローン/バリがスタジオで作り上げたフォークロックを、別のメンバーがライヴで演奏するスタイルでしたが、リアル・グラス・ルーツとなったのはどのあたりからだったのか定かではありません。ここでのvoはbassのロブ・グリルとのこと。イントロの哀愁のgも印象的です

https://www.youtube.com/watch?v=HKvxZyM5QdA

 

ただいまのBGMはプロコル・ハルムの「Grand Hotel」('74)なり。”青い影”の入ったファーストしか聞いたことなかったけど、イーグルスの「Hotel California」にLPのライナーで水上はるこさんがプロコルのこのアルバムの事に触れてて、再発されたし購入したのはもう50年近く前。シルクハットかぶって正装したメンバーの姿がロックバンドらしくないなあと思ったのですがそれまで聞いてきたものとはずいぶん違って格調高い。"Robert's Box"の荘厳さは今聞いてもすごい。

 

郁恵ちゃんにもアランン・ドロンとアル・パチーノの名前が出てくる曲がありましたが、バナナラマの”Robert De Niro’s Waiting”(')もズバリですね(もっとズバリはマッドネスの”Michael Caine”!)。ユーロビートに特化する前のバナナラマはヘタウマなダンスとコーラスがとても素敵でした。

https://www.youtube.com/watch?v=H87yGvoCNHU

 

https://andistill.hatenadiary.jp/archive/category/%E5%90%8D%E6%9B%B2%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC?page=24