Another Days

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スナッキー、ジャニス

【オムニバスを聴く日曜】62・幻の名盤解放歌集・日本コロムビアスナッキーで踊ろうブルース・インターアクションズ:PCD1513-J'92)

日曜の朝からスマヌ。「幻の名盤解放同盟」とは特異な漫画家の根本敬、音楽評論家の湯浅学、デザイナーの船橋英雄によって生まれたプロジェクトで「すべてのレコードはターンテーブル上で平等に再生表現される権利を持つ」というスローガンで集められたモンド系歌謡曲を紹介するイベントだったようです。それが92年にPヴァインからレコード会社別で「幻の名盤解放歌集」としてリリースされ、一部の好事家にカルトな評判を呼んだものです。いろいろ出てますがちゃんと聞いたことあるのはこの日本コロムビア編。なんといってもタイトルに上がってる海道はじめの”スナッキーで踊ろう”('68)の悪夢のような歌唱が印象的。元々はプリマハムのソーセージ”スナッキー”のCMソングだったと言いますが、喉のどの辺で声出してるのかわからない(もともと民謡歌手だったそう)独特の唱法とGS風演奏、スナッキーガールズ(小山ルミ、吉沢京子風吹ジュン)のコーラスとかなり強烈な印象を残します。

https://www.youtube.com/watch?v=uOcLGYQsTdM

 

【名曲リレー2499】rainbow#3

■He's A Rainbow / Janis Ian(’71)

ジャニス・イアンというと大ヒットしたColumbia時代が有名ですが、それよりも前71年にはCapitolから「Present Company」をヤングブラッズのジェリー・コービットのprodで出しています(それ以前にはかの有名な"Society's Child“があります)。詳しくはないけどいいメロディと歌声だと思います。やはり西海岸録音ということもあってこの後のNYの世界とは少し違うのかも。

https://www.youtube.com/watch?v=XxSKXD3RTu8